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未経験エンジニアはやめとけ?言われる理由と後悔しない判断基準

「未経験からエンジニアはやめとけ」と言われる理由を、仕事のきつさ・学習量・最初の職場選びの観点から整理。IPAの調査に見るIT人材の不足状況もふまえ、向いている人・向いていない人、後悔しないための進め方を解説します。

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未経験エンジニアはやめとけ?言われる理由と後悔しない判断基準

「未経験からエンジニアはやめとけ」と言われるのは、学び続ける負担が大きいこと、最初の職場によって経験の質が大きく変わること、思っていた仕事内容と違って後悔する人がいることが主な理由です。ただし、それは「誰にとってもやめるべき」という意味ではなく、向き不向きと準備の仕方で結果が大きく変わるということでもあります。

IT人材の需要自体は続いており、IPAの調査でもDXを推進する人材の不足が深刻化していると報告されています。一方で、人材不足だからといって未経験者が簡単に採用されるわけではない点も押さえておく必要があります。

この記事では、「やめとけ」と言われる理由を整理したうえで、後悔しないための判断基準と進め方を解説します。

この記事でわかること

  • 「未経験エンジニアはやめとけ」と言われる5つの理由
  • IT人材の不足状況と、未経験者が置かれている現実
  • エンジニアに向いている人・向いていない人の特徴
  • 後悔しないために転職前に確認したいこと

未経験エンジニアは「やめとけ」と言われる5つの理由

1. 学習がずっと続く

エンジニアの仕事では、新しい言語やツール、サービスが次々と登場します。転職のために勉強して終わりではなく、働きながら学び続けることが前提になる仕事です。業務時間外にも学習する習慣がつけられないと、きついと感じやすくなります。

2. 最初の職場によって経験の質が変わる

未経験から入社した会社によっては、開発ではなくテストや運用・監視などの業務が中心になることもあります。こうした業務も大切な仕事ですが、「開発がしたかったのに思っていた仕事と違った」と後悔する声が出やすいポイントです。求人票の仕事内容と、入社後に担当する業務の範囲を事前に確認することが重要になります。

3. 年齢によって選考のハードルが上がる

未経験者の採用では、若手を想定した求人も多く見られます。たとえばスクールの転職保証でも、テックアカデミーのWebエンジニア転職保証コースの公式ページでは、保証の条件の一つに「受講開始時点で20歳以上34歳以下」が挙げられています(2026年10月時点)。年齢そのものより、これまでの経験をどう生かせるかを説明できるかが問われやすくなります。

4. 学習や転職に費用と時間がかかる

独学でも数か月単位の学習時間が必要になり、スクールを使う場合は受講料の負担もあります。仕事を辞めて学習に専念する場合は、その間の生活費も考えなければなりません。

5. 地道な作業やエラー対応が多い

開発の仕事は、華やかなイメージとは違い、仕様の確認、エラーの原因調査、テスト、ドキュメント作成など地道な作業が多くを占めます。思ったように動かない状態で粘り強く原因を探すことが苦にならないかは、向き不向きを分けるポイントです。

「やめとけ」と言われやすいケース

  • 「楽に稼げそう」「在宅で自由に働けそう」というイメージだけで目指している
  • 学習時間を確保する見通しがないまま、仕事を辞めようとしている
  • 求人票の仕事内容や配属の可能性を確認せずに入社を決める
  • 高額なスクール代を、借入やローンで無理に用意しようとしている

それでもIT人材の需要は続いている

一方で、IT人材への需要は続いています。IPAの「DX動向2024」では、DXを推進する人材の不足が一層深刻化していると報告されています。同調査では、「情報通信業」を除くすべての業種で6割程度の企業がDXを推進する人材が「大幅に不足している」と回答し、「やや不足している」と合わせると8割以上の企業が人材不足を認識しているとされています。

ただし、これは「どんな人材でもよい」という意味ではありません。同じ調査では、不足感が特に高い人材類型としてビジネスアーキテクトやデータサイエンティストが挙げられています。企業が求めているのは、事業の課題を理解してデジタル技術を活用できる人材です。

未経験から目指す場合は、人材不足という言葉だけで判断せず、自分が身につけたスキルで応募できる求人が実際にあるかを確認することが大切です。

職種によって「きつさ」の中身は違う

「未経験エンジニアはきつい」と一口に言っても、職種によって大変さの種類は異なります。目指す職種を決める前に、どんな負担があるのかを知っておくと、ミスマッチを減らせます。

職種 主な仕事 きついと感じやすい点
システムエンジニア(SE) 要件の確認、設計、開発の進行管理 顧客との調整、納期前の業務量の増加
Webエンジニア・プログラマー Webサービスやアプリの開発 技術の変化が速く、学習量が多い
インフラエンジニア サーバーやネットワークの構築・運用 障害対応や夜間・休日の対応が発生する場合がある
社内SE 自社システムの運用、社内の問い合わせ対応 幅広い業務を少人数で担うことがある

どの職種にも、やりがいと大変さの両面があります。たとえば、インフラエンジニアは運用・監視の業務から経験を積み始めるケースもあり、夜間のシフトがあるかどうかは求人ごとに確認したいポイントです。反対に、開発職を目指す場合は、学習の負担が大きい分、成果物を作って応募しやすいという面もあります。

自分にとって許容できる負担と、避けたい負担を整理しておくと、求人を比較するときの判断がしやすくなります。

未経験からエンジニアに向いている人・向いていない人

向いている人

  • 分からないことを自分で調べて解決するのが苦にならない
  • 仕事のあとや休日にも、ある程度の学習時間を確保できる
  • 地道な作業やエラーの原因探しを根気よく続けられる
  • 前職の経験(業界知識、顧客対応など)を生かす視点を持っている

向いていない人

  • すぐに高収入や在宅勤務を得たいと考えている
  • 学習を習慣にするのが難しく、短期間で成果を求めがち
  • 決まった手順どおりの作業を好み、変化が多い環境が苦手
  • 転職後の学習や配属の可能性について調べないまま決めたい

向いていない項目に当てはまるからといって、必ず失敗するわけではありません。自分の弱みを把握したうえで、学習の仕組みづくりや職場選びで補えるかを考えてみましょう。

後悔しないための進め方

未経験からエンジニアを目指す手順

  1. 1

    小さく試す:無料教材や安価な講座で1〜2か月学び、続けられるかを確かめる。

  2. 2

    目指す職種を決める:Web開発、インフラ、社内SEなど、仕事内容の違いを調べて方向性を決める。

  3. 3

    成果物を作る:応募先に見せられるポートフォリオを用意する。

  4. 4

    求人票を読み込む:仕事内容、配属の可能性、研修制度、残業時間を確認する。

  5. 5

    転職エージェントに相談する:未経験可の求人や、自分の経歴で狙える求人の傾向を聞く。

仕事を辞める前に学習を始める

いきなり退職して学習に専念すると、生活費のプレッシャーで焦って職場を選んでしまうことがあります。在職中に学習を始め、続けられる手応えを得てから転職活動に進むほうが、後悔のリスクを抑えられます。

面接では入社後の働き方を具体的に聞く

選考の場では、自分をアピールするだけでなく、入社後の働き方を確認することも大切です。たとえば、最初の半年でどのような業務を担当するのか、研修やOJTはどのくらいの期間あるのか、配属先はどのように決まるのかを質問しておくと、入社後のギャップを減らせます。回答があいまいな場合は、ほかの求人と比べて慎重に判断しましょう。

求人の見極めは第三者の目も借りる

求人票だけでは、入社後の仕事内容や研修の実態が分かりにくいこともあります。IT業界に詳しい転職エージェントに相談すると、求人の傾向や、自分の経歴で狙いやすい職種について客観的な意見を聞けます。エージェントの使い方は未経験のエンジニア転職エージェント活用法で、30代以降の考え方は40代未経験からのIT転職の戦略で整理しています。

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スクールを使うなら費用と条件を確認する

独学で続かない人は、スクールでカリキュラムとレビューを受ける方法もあります。費用を抑えるには、厚生労働省の教育訓練給付制度の対象講座かどうかも確認しましょう。たとえば専門実践教育訓練は、受講中6か月ごとに経費の50%(年間上限40万円)が支給され、条件を満たすと給付率が引き上げられます。転職保証などの条件の注意点はプログラミングスクールの転職保証のデメリットにまとめています。

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よくある質問

未経験からエンジニアになって後悔する人はどんな人ですか?

仕事内容のイメージと実際のギャップが大きかった人や、学習を続ける負担を想定していなかった人が後悔しやすい傾向があります。入社前に配属の可能性や仕事内容を確認し、転職後も学び続ける前提で準備しておくことが大切です。

未経験エンジニアはきついですか?

最初の数年は、業務を覚えながら学習も続ける必要があるため、きついと感じる場面は多いでしょう。ただし、きつさの度合いは職場の研修制度やサポート体制によっても変わります。求人を選ぶ段階で、研修や教育の仕組みを確認しておきましょう。

30代未経験でもエンジニアを目指せますか?

目指すことはできますが、20代に比べて選考のハードルが上がりやすいのが現実です。前職の業界知識やマネジメント経験など、エンジニアの仕事に生かせる経験をどう伝えるかが重要になります。

知恵袋などで「やめとけ」と言われているのは本当ですか?

個人の体験に基づく意見で、職場や本人の状況によって大きく異なります。否定的な意見も、肯定的な意見も、あくまで一例として受け止め、仕事内容・年収・働き方などの情報を自分で確認したうえで判断しましょう。

参考情報・出典

  1. DX動向2024 - 深刻化するDXを推進する人材不足と課題(IPA 調査分析ディスカッション・ペーパー2024-02)
  2. 未経験からのWebエンジニア転職保証コース | テックアカデミー
  3. 教育訓練給付金|厚生労働省

料金・条件などは変更される場合があります。お申込み前に各公式サイトで最新情報をご確認ください。