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ハロートレーニングの評判は?就職率データと向いている人・注意点を整理

ハロートレーニング(公的職業訓練)の評判が気になる人向けに、厚生労働省の実施状況データ(就職率・定員充足率・分野別の受講者数)をもとに実態を整理。良いと言われる点と不満が出やすい点、向いている人・向いていない人、民間スクールとの比べ方までまとめます。

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ハロートレーニングの評判は?就職率データと向いている人・注意点を整理

ハロートレーニング(公的職業訓練)の評判は、「受講料が原則無料で、基礎から学べて就職支援もある」という良い面と、「コースや訓練校によって内容や雰囲気の差が大きい」という不満の両方があり、一概に良い・悪いとは言えません。

客観的な目安として、厚生労働省の資料では、令和6年度(速報値)の公共職業訓練(離職者訓練)の就職率は施設内訓練で85.7%、委託訓練で72.4%とされています。一方、求職者支援訓練の就職率は基礎コースで60.9%、実践コースで61.7%と、訓練の種類によって数字に開きがあります。

この記事では、口コミではなく公的なデータをもとに、ハロートレーニングの実態と、良いと言われる点・不満が出やすい点、向いている人を整理します。

この記事でわかること

  • ハロートレーニングの種類と、評判が分かれやすい理由
  • 厚生労働省のデータで見る就職率と受講者数
  • 良いと言われる点・不満が出やすい点
  • 向いている人・向いていない人と、民間スクールとの比べ方

ハロートレーニングとは

ハロートレーニングは、公的職業訓練の愛称です。仕事を探している人などが、就職に必要なスキルや知識を身につけるための訓練で、主に次の2種類があります。

種類 主な対象 特徴
公共職業訓練(離職者訓練) 主に雇用保険を受給している求職者 国(高齢・障害・求職者雇用支援機構)や都道府県の施設で行う「施設内訓練」と、民間の教育機関などに委託する「委託訓練」がある
求職者支援訓練 主に雇用保険を受給できない求職者 民間の教育機関などが実施。基礎コースと実践コースがある

高齢・障害・求職者雇用支援機構(JEED)の案内によると、求職者支援訓練は受講料が原則無料(テキスト代などは自己負担)で、訓練期間は基礎コースが2〜4か月、実践コースが2〜6か月です。一定の要件を満たすと、訓練期間中に月10万円の職業訓練受講給付金が支給される仕組みもあります。

評判が分かれやすい理由

ハロートレーニングは、全国でさまざまな施設や教育機関が実施しています。同じ「Webデザイン」のコースでも、実施する機関、講師、カリキュラム、一緒に学ぶ受講生によって内容や雰囲気が変わります。そのため、ある人には「とても良かった」コースが、別の人には「期待と違った」となることもあり、評判がばらつきやすいのです。

データで見るハロートレーニングの実態

就職率

厚生労働省の「ハロートレーニング(公的職業訓練)の実施状況(詳細版)」では、訓練の種類ごとの就職率が公表されています(令和6年度は速報値)。

訓練の種類 令和5年度 令和6年度(速報値)
公共職業訓練(施設内訓練) 86.4% 85.7%
公共職業訓練(委託訓練) 73.6% 72.4%
求職者支援訓練(基礎コース) 60.1% 60.9%
求職者支援訓練(実践コース) 60.6% 61.7%

施設内訓練の就職率が比較的高い一方、求職者支援訓練は6割前後です。ただし、訓練の対象者や分野、集計の方法が異なるため、数字だけで訓練の良し悪しを比べることはできません。また、就職率は「就職したかどうか」の数字であり、希望する職種に就けたかどうかまでは分からない点にも注意が必要です。

受講者数と分野

同じ資料によると、令和6年度(速報値)の離職者向けハロートレーニングの受講者数は、公共職業訓練の施設内訓練が29,353人、委託訓練が60,439人、求職者支援訓練が38,945人でした。

分野別では、公共職業訓練(施設内訓練・委託訓練)は営業・販売・事務分野、デザイン分野、IT分野が多く、求職者支援訓練(実践コース)は営業・販売・事務分野、介護・医療・福祉分野、デザイン分野が多いとされています。

定員充足率

求職者支援訓練の開講コースの定員充足率は、令和6年度(速報値)で73.4%でした。コースによっては定員に余裕がある一方、人気の分野や地域では選考があり、希望のコースに入れないこともあります。

データを見るときの注意点

公的なデータは、口コミよりも全体の傾向をつかむのに役立ちますが、読み方には注意が必要です。まず、令和6年度の数字は速報値で、今後変動する可能性があると資料に明記されています。また、求職者支援訓練の令和6年度の就職率は、12月末までに終了したコースについて集計したものとされています。

さらに、全国の平均値は、あなたが受けようとしている個別のコースの実績を表すものではありません。同じ分野でも、地域や実施機関によって結果は異なります。全体のデータで大まかな傾向をつかんだうえで、気になるコースについては、ハローワークや実施機関に過去の実績を確認するのが現実的な方法です。

口コミや体験談を参考にする場合も、いつ、どの地域の、どの実施機関の話なのかを意識して読むと、自分のケースに当てはまるかどうかを判断しやすくなります。

良いと言われる点・不満が出やすい点

ハロートレーニングの良い点

  • 受講料が原則無料で、費用の負担を抑えて学べる(テキスト代などは自己負担)
  • 一定の要件を満たせば、受講中に給付金を受けられる仕組みがある
  • 基礎から学べるコースが多く、未経験の分野にも挑戦しやすい
  • 訓練施設やハローワークによる就職支援を受けられる
  • 同じ目標を持つ受講生と一緒に学べる

不満が出やすい点

  • コースや実施機関によって、内容や講師の質に差がある
  • 通学の日程が決まっていて、自分のペースでは進められない
  • 期間が数か月と限られ、高度なスキルまでは身につきにくいことがある
  • 受講生の年齢や目的がさまざまで、雰囲気が合わない場合がある
  • 選考や応募の時期があり、すぐに始められないことがある

ハロートレーニングが向いている人・向いていない人

向いている人 向いていない人
離職中で、費用をかけずに基礎から学びたい 在職中で、平日の日中に通学できない
決まった日程で通うほうが学習を続けやすい 自分のペースで、特定の技術を深く学びたい
学びながら就職支援も受けたい すぐに高度な専門スキルを身につけたい
ハローワークで相談しながら仕事を探したい 受講開始まで待てず、すぐに学び始めたい

後悔しないためのコース選びのポイント

評判のばらつきを避けるには、コースの中身を自分で確かめることが大切です。

申し込む前に確認したいこと

  • 訓練内容(カリキュラム)が、目指す仕事に必要なスキルと合っているか
  • 訓練期間、通学日数、時間帯が自分の生活と合うか
  • 実施機関の過去の就職実績が公開されているか
  • 見学会や説明会があるか、実際の教室の雰囲気を確認できるか
  • 給付金を受けたい場合、自分が要件を満たすか(ハローワークで確認)

コースの情報は、ハローワークで相談しながら探すのが基本です。説明会や見学会に参加し、講師や施設の雰囲気を確かめてから申し込むと、「思っていたのと違った」という後悔を減らしやすくなります。

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在職中なら教育訓練給付金という選択肢も

ハロートレーニングの多くは平日の日中に通学するため、在職中の人には参加しにくい面があります。働きながら学びたい場合は、教育訓練給付金の対象講座を選んで受講料の一部の支給を受ける方法もあります。オンラインで学べる講座もあり、自分のペースで進めやすいのが特徴です。

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判断のポイント

ハロートレーニングは、離職中に費用をかけずに基礎から学び、就職支援も受けたい人にとって有力な選択肢です。ただし評判はコースによって大きく分かれるため、口コミだけで判断せず、カリキュラム・日程・就職実績・見学での雰囲気を自分で確かめましょう。在職中や、特定の技術を深く学びたい場合は、民間スクールや給付金対象講座と比べて選ぶのがおすすめです。

民間スクールと比べたい場合は、無料カウンセリングで、カリキュラム、学習サポート、就職支援の内容、費用の総額を聞き比べてから判断しましょう。民間スクールの内容と費用を比べる

よくある質問

ハロートレーニングはやめとけと言われるのはなぜですか?

コースや実施機関によって内容や講師の質に差があること、決まった日程で通う必要があること、期間が限られていて高度なスキルまでは身につきにくい場合があることなどが理由として考えられます。一方で、受講料が原則無料で就職支援も受けられるなど利点も多いため、自分の目的に合うかどうかで判断しましょう。

ハロートレーニングの就職率はどれくらいですか?

厚生労働省の資料では、令和6年度(速報値)の公共職業訓練(離職者訓練)の就職率は施設内訓練で85.7%、委託訓練で72.4%、求職者支援訓練は基礎コースで60.9%、実践コースで61.7%とされています。訓練の種類や分野で数字は異なります。

ハロートレーニングで給付金はもらえますか?

求職者支援訓練では、一定の要件を満たすと訓練期間中に月10万円の職業訓練受講給付金が支給される仕組みがあります。公共職業訓練を雇用保険の受給者が受講する場合は、別の扱いになります。自分が対象になるかは、ハローワークで確認してください。

ハロートレーニングはeラーニングでも受けられますか?

地域や時期によっては、eラーニングで受講できるコースが設けられている場合があります。実施状況はコースごとに異なるため、ハローワークで最新のコース情報を確認しましょう。

参考情報・出典

  1. ハロートレーニング(公的職業訓練)の実施状況(詳細版)|厚生労働省
  2. 求職者支援訓練|独立行政法人 高齢・障害・求職者雇用支援機構

料金・条件などは変更される場合があります。お申込み前に各公式サイトで最新情報をご確認ください。