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WordPressでポートフォリオの作り方|未経験者向けの手順と載せる作品の考え方

未経験からWebデザイナーやエンジニアを目指す人向けに、WordPressでポートフォリオサイトを作る手順を解説。サーバーとドメインの準備、テーマの選び方(無料・有料)、必要なページ構成、未経験者が載せる作品の考え方、作るときの注意点までまとめます。

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WordPressでポートフォリオの作り方|未経験者向けの手順と載せる作品の考え方

WordPressでポートフォリオを作るには、「サーバーとドメインを用意する → WordPressをインストールする → ポートフォリオ向けのテーマを選ぶ → 必要なページを作る → 作品を載せて公開する」の順に進めるのが基本です。テーマを使えばプログラミングの知識がなくても始められるため、未経験者でも取り組みやすい方法です。

ただし、ポートフォリオで大切なのはサイトの見た目よりも「中身」です。未経験の場合は実務の作品がないため、目的と工夫を説明できる練習作品を数点そろえることが評価につながります。また、WordPressで作ること自体が、Web制作のスキルを示す材料にもなります。

この記事では、未経験者向けにWordPressでポートフォリオサイトを作る手順と、テーマの選び方、載せる作品の考え方、注意点を整理します。

この記事でわかること

  • WordPressでポートフォリオを作るメリットと向いていない人
  • サーバー・ドメインの準備から公開までの手順
  • ポートフォリオ向けテーマの選び方と、必要なページ構成
  • 未経験者が載せる作品の考え方と、作るときの注意点

WordPressでポートフォリオを作るメリット・デメリット

ポートフォリオを公開する方法には、WordPressのほかに、ポートフォリオ用のWebサービスを使う方法や、HTML・CSSで一から作る方法もあります。WordPressを選ぶメリットとデメリットを整理しておきましょう。

WordPressで作るメリット

  • 独自ドメインで公開でき、自分のサイトとして見せられる
  • テーマやプラグインで、デザインや機能を自由に変えられる
  • 作品を追加・更新しやすく、ブログとして発信もできる
  • WordPressの構築・運用経験そのものが、Web制作の仕事でアピール材料になる

WordPressで作るデメリット

  • サーバーやドメインの費用が毎年かかる
  • WordPress本体やテーマ・プラグインの更新など、管理の手間がある
  • サイト作りに時間をかけすぎて、作品づくりが後回しになりやすい

デザインの作品だけを手早く見せたい場合は、ポートフォリオ用のWebサービスのほうが向いていることもあります。一方、WordPressを扱う制作会社や、Web制作の副業を目指す人には、WordPressで作ることに意味があります。

WordPressでポートフォリオを作る手順

WordPressでポートフォリオを作る流れ

  1. 1

    目的と見せたい相手を決める:応募したい職種や、仕事を受けたい相手を明確にする。

  2. 2

    サーバーと独自ドメインを用意する:WordPressの要件を満たすレンタルサーバーを契約し、ドメインを取得する。

  3. 3

    WordPressをインストールする:サーバーの簡単インストール機能などを使って導入し、HTTPS(SSL)を有効にする。

  4. 4

    テーマを選んで設定する:ポートフォリオ向けのテーマを選び、サイト名や色、メニューを整える。

  5. 5

    ページを作り、作品を載せて公開する:プロフィール、作品一覧、作品詳細、問い合わせのページを作る。

サーバーとドメインの準備

WordPressを自分で設置する場合は、レンタルサーバーと独自ドメインが必要です。WordPress.org日本語版の「必須要件」ページでは、ホスト(サーバー)が次をサポートしていることを推奨しています。

項目 推奨される要件(WordPress.orgの記載)
PHP バージョン8.3以上
データベース MariaDB 10.11以上、またはMySQL 8.0以上
HTTPS すべてのインストールに必須

同じページでは、古いバージョンのPHPやMySQLでも動作はするものの、公式のサポートが終了しておりセキュリティの脆弱性にさらされる可能性があるため、アップグレードを強く推奨すると説明されています。サーバーを選ぶときは、これらの要件を満たしているか、WordPressの簡単インストール機能や無料SSLがあるかを確認しましょう。

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サーバーとドメインの準備からWordPressの公開までの詳しい流れは、WordPressブログの始め方|サーバー・ドメインから公開までで解説しています。

まずは無料で試すこともできる

いきなり契約するのが不安な場合は、WordPressの操作感を先に試す方法もあります。WordPress.org日本語版のダウンロードページでは、ブラウザーから直接「WordPress Playground」のライブデモ環境を体験できると案内されています。管理画面の操作に慣れてから、サーバーを契約するのも一つの方法です。

ポートフォリオ向けテーマの選び方

テーマは、サイト全体のデザインと構造を決めるものです。WordPress.org日本語版のテーマディレクトリには「ポートフォリオ」のタグがあり、本記事の執筆時点で4,000件を超えるテーマが登録されています。

無料テーマと有料テーマ

種類 特徴 向いている人
無料テーマ 費用がかからない。公式ディレクトリから管理画面で直接インストールできる まずは費用をかけずに作りたい人
有料テーマ デザインのパターンや機能が多く、日本語の解説やサポートが充実しているものもある 短時間で整ったサイトにしたい人、ブログとしても運用したい人

有料テーマ(たとえばSWELLなど)は日本語の情報が多く、設定に迷いにくいのが利点です。一方、未経験者がポートフォリオを作る目的は「作品を見せること」なので、最初は無料テーマで十分な場合も少なくありません。

テーマを選ぶときのポイント

  • 作品を一覧で見せやすいか:グリッド表示など、作品を並べやすいレイアウトがあるか
  • スマートフォンで見やすいか:採用担当者がスマートフォンで確認することも考える
  • 更新が続いているか:長く更新されていないテーマは、WordPress本体の更新に対応できないことがある
  • ブロックエディターに対応しているか:ページの編集がしやすくなる

ポートフォリオサイトに必要なページ

ポートフォリオサイトは、たくさんのページを作る必要はありません。次の4つがそろっていれば、見る人に必要な情報を伝えられます。

ページ 載せる内容
トップ 自分が何をする人か(目指す職種)を一言で伝え、代表作品を見せる
作品一覧 作品を数点、サムネイルと短い説明で並べる
作品詳細 作品ごとの目的、ターゲット、工夫した点、使ったツール、制作期間
プロフィール・問い合わせ 経歴、できること、学習してきたこと、連絡方法

特に重要なのが作品詳細のページです。見た目だけでなく、「誰に向けて、何のために、なぜこのデザインや構成にしたのか」を言葉で説明できると、考える力を伝えられます。

未経験者が載せる作品の考え方

実務経験がない場合でも、練習作品で十分にポートフォリオは作れます。大切なのは、作品の数よりも、一つひとつの作品で考え方と工夫を説明できることです。

  • 架空のサイト:架空の店舗や会社を想定し、目的とターゲットを決めて制作する
  • 既存サイトの改善案:実在するサイトを題材に、使いやすくするための改善案をデザインする(公開する場合は、題材の扱いに注意する)
  • 前職や趣味をテーマにした作品:自分がよく知る業界や分野をテーマにすると、利用者の気持ちを踏まえた説明がしやすい
  • WordPressで作ったサイトそのもの:ポートフォリオサイト自体を、テーマのカスタマイズや工夫を説明する作品として載せる

ポートフォリオの作品づくりや、作品へのフィードバックをどう得るかは、未経験からWebデザイナーにスクールは必要?でも整理しています。

ポートフォリオを作るときの注意点

  • 他人のデザインや写真、イラストを無断で使わない(素材は利用条件を確認する)
  • 模写の作品を載せる場合は、模写であることを明記し、オリジナル作品と区別する
  • 実務で関わったものを載せる場合は、勤務先や依頼主の許可を確認する
  • サイトのデザインに凝りすぎて、作品の制作や説明が後回しにならないようにする
  • WordPress本体やテーマ、プラグインは定期的に更新し、使わないものは削除する

公開後に続けたいこと

ポートフォリオは、一度作ったら終わりではありません。学習が進んで新しい作品ができたら、古い作品と入れ替えて、常に今の実力が伝わる状態にしておきましょう。

また、応募先に合わせて、トップページで見せる代表作品を入れ替えるのも効果的です。Webデザインの求人に応募するならデザインの作品を、コーディングやWordPress構築の仕事に応募するなら構築の工夫を前面に出す、といった工夫ができます。

独自ドメインは、取得したドメイン名がそのままポートフォリオのアドレスになります。名前や屋号など、覚えてもらいやすい名前を選んでおくと、名刺や応募書類にも載せやすくなります。ドメインの選び方と取得の手順は独自ドメインの取り方で解説しています。独自ドメインの料金と取得方法を確認する

判断のポイント

WordPressでのポートフォリオづくりは、サーバーとドメインを用意し、テーマを選んで4つのページを作れば形になります。未経験者にとって大切なのは、サイトの豪華さよりも、目的と工夫を説明できる作品を数点そろえることです。まずは小さく公開し、作品を入れ替えながら育てていきましょう。

よくある質問

WordPressのポートフォリオは無料テーマでも大丈夫ですか?

大丈夫です。未経験者のポートフォリオで大切なのは作品の内容と説明なので、無料テーマでも十分に作品を見せられます。作品を一覧で見せやすいレイアウトか、スマートフォンで見やすいか、更新が続いているかを確認して選びましょう。

Webデザイナー志望のポートフォリオには何作品くらい載せればいいですか?

決まった数はありませんが、数を増やすより、目的と工夫を説明できる作品を厳選するほうが評価されやすいでしょう。架空のサイト、バナー、改善案など、種類の違う作品を組み合わせると、できることの幅を伝えやすくなります。

WordPressのポートフォリオにプラグインは必要ですか?

最低限、問い合わせフォームやセキュリティ対策、バックアップのためのプラグインを検討するとよいでしょう。ただし、プラグインを入れすぎるとサイトが重くなったり、管理の手間が増えたりします。必要なものだけに絞りましょう。

イラストレーターのポートフォリオもWordPressで作れますか?

作れます。WordPress.orgのテーマディレクトリにはポートフォリオ向けのテーマが多数あり、画像を大きく見せるレイアウトのものもあります。作品の画像は、無断転載を防ぐための対策や、表示が重くならないようなサイズの調整も考えておきましょう。

参考情報・出典

  1. 必須要件 – WordPress.org 日本語
  2. ダウンロード – WordPress.org 日本語
  3. ポートフォリオ(テーマ)| WordPress.org 日本語

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