ブログにレンタルサーバーは必要?無料ブログとの違いと判断基準
ブログにレンタルサーバーは必要かを、無料ブログ・WordPress.com・自分でサーバーを借りるWordPressの3つで比較。サーバーが必要になるケース、不要なケース、広告表示や独自ドメイン・プラグインの扱い、費用の考え方を公式情報をもとに整理します。
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ブログにレンタルサーバーが必要かどうかは、「どの方法でブログを作るか」で決まります。無料ブログサービスやWordPress.comのようなサービスを使うなら、自分でサーバーを借りる必要はありません。一方、WordPressを自分で設置して運営する場合(いわゆるセルフホスト型)は、レンタルサーバーが必要です。
収益化やデザインの自由度、長く運営することを重視するならレンタルサーバー+独自ドメインのWordPress、まずは気軽に書き始めたいなら無料ブログ、と目的で選ぶのが失敗しない考え方です。
この記事で分かること
- ブログを作る3つの方法と、レンタルサーバーが必要になるケース
- 無料ブログとレンタルサーバーで作るWordPressの違い
- レンタルサーバーが必要な人・不要な人の判断基準
- レンタルサーバーを使う場合の費用と、始める前の準備
ブログにレンタルサーバーは必要?3つの作り方で違う
ブログを作る方法は、大きく次の3つに分けられます。
| 作り方 | サーバーの準備 | 特徴 |
|---|---|---|
| 無料ブログサービス | 不要(サービス側が用意) | 登録するだけで始められる。機能や広告の扱いはサービスの規約による |
| WordPress.com | 不要(サービス側が用意) | WordPressを使ったサイトをサービス上で作る。無料プランと有料プランがある |
| 自分でWordPressを設置(セルフホスト型) | 必要(レンタルサーバーを契約) | テーマやプラグインを自由に選べ、独自ドメインで運営する |
WordPress.orgの「必須要件」ページでは、WordPressを動かすサーバーの条件として、PHPのバージョン8.3以上、MariaDB 10.11以上またはMySQL 8.0以上のデータベース、そしてすべてのインストールにHTTPSが必須であることが案内されています。自分でWordPressを設置する場合は、こうした条件を満たすサーバーを用意する必要があるということです。レンタルサーバーは、この環境を月額料金で借りられるサービスです。
無料ブログ・WordPress.com・セルフホスト型の違い
それぞれの違いを、ブログ運営で気になる点で比べてみましょう。
広告の表示
WordPress.comの料金ページでは、無料サイトでは訪問者にWordPress.comの広告が表示され、パーソナルプランにアップグレードすると無効にできると説明されています。無料ブログサービスでも、サービス側の広告が表示されることがあるため、各サービスの規約を確認しましょう。
セルフホスト型のWordPressでは、サービス側の広告が自動で入ることはありません。
独自ドメイン
WordPress.comでは、有料プランに「1年間無料の独自ドメイン」が含まれると案内されています。セルフホスト型の場合は、独自ドメインを自分で取得し、サーバーと結び付けて使います。
独自ドメインを使うと、サービスを乗り換えてもブログのURLを維持しやすいのが利点です。ドメインの取り方は 独自ドメインの取り方|初心者向けの選び方と取得手順 で解説しています。
プラグイン・デザインの自由度
WordPress.comでは、プランによってWordPressプラグインをインストールできると案内されています。セルフホスト型のWordPressなら、テーマやプラグインを自分で選んで追加でき、デザインや機能の自由度が高くなります。
違いをひとことでまとめると
- 無料ブログ:手軽さ重視。機能や広告はサービスの方針に左右される
- WordPress.com:WordPressをサービス上で使う。広告非表示や独自ドメインは有料プラン
- セルフホスト型:自由度重視。サーバーとドメインの準備・管理が必要
レンタルサーバーが必要な人・不要な人
レンタルサーバーが必要な人
- アフィリエイトなどでブログを収益化したい人
- テーマやプラグインを自由に選び、デザインや機能にこだわりたい人
- 独自ドメインで長く運営し、資産として育てたい人
- 将来、サービスの規約変更などに左右されずに運営したい人
レンタルサーバーが不要な人
- 日記や趣味の記録として、まず気軽に書き始めたい人
- 費用をかけずに、ブログが続くかを試したい人
- サーバーやドメインの管理に手間をかけたくない人
迷ったら「ブログで何をしたいか」を考えるのが近道です。収益化を目指すなら、最初からレンタルサーバー+独自ドメインで始めたほうが、あとから移行する手間を省けます。無料ブログから乗り換えると、記事の移行やURLの変更が必要になることがあるためです。
レンタルサーバーでブログを作るメリット
- テーマ・プラグインを自由に選べ、デザインや機能の自由度が高い
- サービス側の広告が入らず、自分の判断で広告を設置できる
- 独自ドメインで運営すれば、URLを長く維持しやすい
レンタルサーバーでブログを作るデメリット
- サーバー代とドメイン代がかかる
- WordPressの更新やバックアップ、セキュリティ対策を自分で行う必要がある
- 最初の設定に少し手間がかかる
レンタルサーバーで運営するときに自分で管理すること
セルフホスト型のWordPressは自由度が高い反面、サービス任せにできない管理作業があります。始める前に、どんな作業があるかを知っておきましょう。
- WordPress本体・テーマ・プラグインの更新:更新を放置すると、不具合やセキュリティ上の問題につながることがあります。管理画面で更新の通知が出たら、内容を確認して適用しましょう。
- バックアップ:レンタルサーバーの自動バックアップ機能の有無や保持期間を確認し、必要に応じてプラグインなどでも備えておくと安心です。
- ログイン情報の管理:推測されにくいパスワードを使い、管理画面のログイン情報を厳重に管理します。
- サーバーとドメインの契約更新:契約期限が切れるとブログが表示されなくなるため、自動更新の設定や支払い方法を確認しておきましょう。
これらの作業は、慣れれば月に一度程度の定期的な確認で済むものがほとんどです。不安な場合は、管理画面の操作に慣れるまで記事を書きながら少しずつ覚えていけば十分です。手間をかけてでも自由度と長期的な運営を取りたいかどうかが、レンタルサーバーを使うかどうかの判断材料になります。
レンタルサーバーを使う場合の費用の考え方
レンタルサーバーの料金は、契約期間やプランによって変わります。多くのサービスでは長期契約ほど1か月あたりの料金が安くなり、公式サイトの「月額〜円」という表示は最長期間で契約した場合の金額であることが多い点に注意しましょう。
費用を考えるときは、次の点をまとめて確認しておくと安心です。
ブログ用サーバーの費用で確認したいこと
- 契約期間ごとの月額料金と、最初に支払う総額
- 更新時の料金(キャンペーン価格と違わないか)
- 独自ドメインが無料になる特典の有無と条件
- 自動バックアップや無料SSLが料金に含まれるか
- WordPressの簡単インストール機能があるか
安く始めるための比べ方は レンタルサーバーの安いプランの選び方 で詳しく解説しています。
レンタルサーバーでブログを始めるまでの流れ
レンタルサーバーを使ってWordPressブログを始める流れは、おおまかに次のとおりです。
WordPressブログを始める流れ
- 1
レンタルサーバーを契約する:WordPressの動作要件を満たし、自分の用途に合うプランを選びます。
- 2
独自ドメインを取得する:サーバーの特典を使うか、ドメイン取得サービスで取得します。
- 3
サーバーとドメインを結び付ける:同じ会社で契約した場合は、設定が簡単なことが多いです。
- 4
WordPressをインストールする:簡単インストール機能があれば、画面の案内に沿って進められます。
- 5
SSL化と初期設定を行う:HTTPSを有効にし、テーマやパーマリンクなどを設定します。
具体的な手順は WordPressブログの始め方|サーバー・ドメインから公開まで で詳しく解説しています。
WordPress向けの機能がそろったサーバーを選ぶなら、WordPressブログ向けのレンタルサーバーの料金や契約条件を確認してみてください。サーバーとは別にドメインを取得する場合は、ドメイン取得サービスで取得費用と更新費用を比べておきましょう。
よくある質問
無料ブログでも収益化できる?
サービスによっては広告の設置が認められている場合もありますが、規約で制限されていることもあります。収益化を目指すなら、利用規約を確認したうえで、自由度の高いレンタルサーバー+WordPressも検討しましょう。
WordPressを使うなら必ずレンタルサーバーが必要?
自分でWordPressを設置する場合は、WordPressの動作要件を満たすサーバーが必要です。一方、WordPress.comのように、サービス上でWordPressを使えるサービスなら、自分でサーバーを契約する必要はありません。
ブログを複数作る場合、レンタルサーバーは1つでいい?
多くのレンタルサーバーでは、1つの契約で複数のサイトを運営できるプランがあります。作成できるサイト数やデータベースの数はプランによって異なるため、契約前に確認しましょう。
無料ブログから後でレンタルサーバーに移行できる?
移行することは可能ですが、記事データの移行やURLの変更が必要になる場合があります。長く運営するつもりなら、最初からレンタルサーバー+独自ドメインで始めると、移行の手間を省けます。
参考情報・出典
料金・条件などは変更される場合があります。お申込み前に各公式サイトで最新情報をご確認ください。
